歩行者同士の衝突事故で1300万円の示談金を獲得した事例
- CASE1015
- 2020年02月27日更新
- 70代
- 女性
- 主婦
- 示談交渉
- ■後遺障害等級併合9級
- ■傷病名左上腕骨頚部骨折、左大腿骨転子部骨折
- 保険会社提示額901万3941円
- 最終示談金額1300万円
ご相談に至った経緯
Sさんは、高齢で下半身に若干の不自由があるため、日ごろから杖をついて生活をしていました。
あるとき、ショッピングモール内を歩行していたところ、前方から歩行してきた人に衝突されてしまいました。
衝突の衝撃によって転倒し、肩と大腿部を骨折するという大けがを負ってしまいました。
ご相談内容
併合9級の後遺障害等級が認定され、相手方保険会社から約900万円の示談提示を受けていました。
Sさんは納得をすることができず、ご家族を含め必死に交渉をしましたが納得のいく金額にまでは上がらず、ベリーベストに示談金の増額交渉についてご相談いただきました。
ベリーベストの対応とその結果
ベリーベストでは、相手方保険会社から資料を取り寄せて損害額の算出を行いました。
Sさんに最大限有利に計算すると請求額は2000万円ほどとなったものの、相手方保険会社からは休業損害、逸失利益、慰謝料、過失割合について主張されることが予定されました。
そして交渉を開始したところ、やはり相手方保険会社は、弁護士が介入する前はしていなかった過失割合の主張をし始め、提示金額も約800万円と従前の金額より低いものでした。
ただし、相手方保険会社の主張にも一定の理由があると考えざるを得ない事案でしたので、訴訟を提起した場合にどの程度の金額を獲得することができるのかを裁判例を調査するなどして改めて検討し、Sさんとご相談を重ねました。
Sさんとしても紛争が長期化することは避けたいとのことでしたので、訴訟を提起することはせずに訴訟と同等以上の解決を目指して交渉する方針をとることとなりました。
相手方保険会社に対して、Sさんの年齢や歩行能力等を踏まえれば過失は微々たるものであること等を主張し、粘り強く交渉したところ、結果的に1300万円まで増額することができました。
歩行者同士の衝突で大けがを負ってしまうというめずらしい事案でしたが、無事解決することができました。事故に遭われてしまった方はベリーベスト法律事務所にご相談ください。
Sさんに最大限有利に計算すると請求額は2000万円ほどとなったものの、相手方保険会社からは休業損害、逸失利益、慰謝料、過失割合について主張されることが予定されました。
そして交渉を開始したところ、やはり相手方保険会社は、弁護士が介入する前はしていなかった過失割合の主張をし始め、提示金額も約800万円と従前の金額より低いものでした。
ただし、相手方保険会社の主張にも一定の理由があると考えざるを得ない事案でしたので、訴訟を提起した場合にどの程度の金額を獲得することができるのかを裁判例を調査するなどして改めて検討し、Sさんとご相談を重ねました。
Sさんとしても紛争が長期化することは避けたいとのことでしたので、訴訟を提起することはせずに訴訟と同等以上の解決を目指して交渉する方針をとることとなりました。
相手方保険会社に対して、Sさんの年齢や歩行能力等を踏まえれば過失は微々たるものであること等を主張し、粘り強く交渉したところ、結果的に1300万円まで増額することができました。
歩行者同士の衝突で大けがを負ってしまうというめずらしい事案でしたが、無事解決することができました。事故に遭われてしまった方はベリーベスト法律事務所にご相談ください。
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