高次脳機能障害などで併合6級を取得し、トータルで1億円近い賠償金を獲得!

  • CASE1076
  • 2021年03月12日更新
男性
  • 20代
  • 男性
  • 会社員
  • 高次脳機能障害
  • 訴訟
  • ■後遺障害等級併合6級
  • ■傷病名広範性軸索損傷、左上斜筋麻痺、頭部外傷後味覚障害
  • 最終示談金額9550万4475円

ご相談に至った経緯

Aさんが知人の運転する車に同乗中、知人の運転する車がUターンをしたところ、その最中に対向車線を走っていた後続車と接触、知人の運転する車は中央分離帯に激突し、その結果、Aさんは、意識不明の重傷を負ってしまいました。

ご相談内容

Aさんは、事故後、何とか元の状態に戻ろうとリハビリに励まれていましたが、てんかん発作や性格変化等の複数の症状が残ってしまったことから、適正な後遺障害等級認定のために、当事務所にご依頼されました。

ベリーベストの対応とその結果

当事務所では、Aさんに残存してしまった症状を丁寧に聴取し、診療科ごとに後遺障害診断書を作成してもらったほか、医師に意見書を作成してもらうなど、適正な後遺障害等級が認定されるように入念な準備を進めました。
また、高次脳機能障害の場合には、日常生活における行動変化などの症状が見過ごされることが多いため、Aさんのご家族、知人、勤務先等から、事故前後のAさんの日常生活における行動変化の有無などを聴取し、報告書等にまとめました。これらをもとに、当事務所が被害者請求を行ったところ、高次脳機能障害などで併合6級を取得することができました。

その後、示談交渉では話がまとまらなかったため、後続車両の運転者及びAさんが同乗していた車の運転者の2名に対して訴訟を提起しました。そして、1年以上に及ぶ裁判の結果、訴訟上の和解が成立し、約7000万円の和解金を獲得することができました(訴訟前に共同不法行為として2つの自賠責から約2500万円の保険金を受け取っているため,トータルで1億円弱の賠償金となりました)。

被害者が若年者である場合、事故に遭ったその後の人生の方が遙かに長く、後遺障害を抱えた人生には困難がつきまといます。そのため、せめて損害賠償については、できる限りの金額を獲得し、その後の人生の備えとすることが肝要です。

当事務所では、依頼者との対話を大切にし、最大限の利益を獲得するため、弁護士や医療コーディネーターが徹底的に検討・協議を重ね、後遺障害申請・示談交渉・訴訟対応等を行うことで、依頼者をフルサポートします。

全国の各オフィスから寄せられた解決事例をご紹介しております。(※ベリーベスト法律事務所全体の解決事例となっています)