歩行者(主婦)と自動車による人身事故。非該当から12級6号を取得した事例
- CASE3
- 2016年12月27日更新
- 男性
- 示談交渉
- 後遺障害
- ■後遺障害等級12級6号
- ■傷病名上腕骨近位端骨折
ご相談に至った経緯
横断歩道上を歩行中、自動車にはねられる。
ご相談内容
治療終了、後遺障害診断書作成後にご相談。この後遺障害診断書の記載で等級が取得できるか、今後どのように進めていけばよいか。
ベリーベストの対応とその結果
解決までの道のり
上腕骨近位端骨折に伴う可動域制限で後遺障害等級取得を目指すべきであるが、後遺障害診断書に記載のある可動域では等級は取得できない。お話を伺ったところ、可動域測定をかなり乱暴にされていたようなので、当事務所のスタッフ同行の上(※当時はメディカルコーディネーターはおらず弁護士)、医師にきちんと可動域を計測し、後遺障害診断書に記載していただくようにお願いする。その後、出来上がった後遺障害診断書を添付して被害者請求を行い、等級を取得した上で示談交渉に臨む。申請経緯、認定理由等
上記のように、医師による計測がきちんとなされていなかったため、病院へ同行し、再測定及び後遺障害診断書の訂正をお願いした。その後、訂正していただいた後遺障害診断書を添付し、被害者請求。当初の後遺障害診断書の記載は等級を取得できる可動域の値ではなかったが、きちんと再計測していただき、記載を訂正していただけたおかげで、12級6号を取得することができた。示談交渉のポイント
相手が共済系だったため、交渉は全般的に難航。特に逸失利益については難航。家事従事者であったため、賃金センサスを基礎とした金額を支払っていただくことで解決。解決のポイント
本音を言えば後遺障害診断書の記載を受ける前にご相談にいらしていただければとは思ったが、申請前だったのでなんとか後遺障害診断書の訂正をお願いすることができ、実際に訂正していただけたことで等級を獲得できた。全国の各オフィスから寄せられた解決事例をご紹介しております。(※ベリーベスト法律事務所全体の解決事例となっています)