年少者の白斑について醜状障害の認定を受け、一部逸失利益を獲得した事例

  • CASE63
  • 2020年04月24日更新
男性
  • 10代
  • 男性
  • 学生
  • 示談交渉
  • 後遺障害
  • ■後遺障害等級12級14号
  • ■傷病名外傷性瘢痕(左側顔面)、炎症後色素沈着
  • 最終示談金額524万円

ご相談に至った経緯

横断歩道外で、道路を歩いて横断中に、横断中道路を走行してきた原動機付自転車と衝突したもの。

ご相談内容

Aくんは、小学校2年生の男の子でしたが、Aくんのお父さんは、特にAくんの頬の擦過創が白斑となって残存してしまったことが気になり、後遺障害の申請の手続きと示談交渉について深く悩んでおり、自分でどのようにしたら良いか分からないと感じ、当事務所へ来所されました。

ベリーベストの対応とその結果

Aくんに残存した白斑は、時間ともに相当程度薄くなっていたこともあり、Aくんの主治医は後遺障害診断書の作成に消極的でしたが、医師との面談を行い、弁護士から医師に対しAくんに残った白斑の大きさ等につき詳細に説明を行うなど、後遺障害診断書が充実した記載内容になるようにアプローチを行いました。

その結果、Aくんに残存した白斑について後遺障害第12級第14号の認定がなされました。
その後の保険会社との交渉においても、年少者の男の子の醜状障害について逸失利益が生じるか否かが争点となりましたが、粘り強い交渉の結果、逸失利益がある程度生じることを前提とした賠償額での解決ができました。

全国の各オフィスから寄せられた解決事例をご紹介しております。(※ベリーベスト法律事務所全体の解決事例となっています)