紛争処理センターの有効活用で示談額が3.3倍に!
- CASE70
- 2020年04月24日更新
- 20代
- 男性
- 会社員
- 示談交渉
- 後遺障害
- ■後遺障害等級14級6号
- ■傷病名右大腿骨骨幹部骨折、右第中4手骨骨折、右環指指尖部損傷、右肩周囲・右前腕挫創
- 保険会社提示額158万5390円
- 最終示談金額523万8809円
ご相談に至った経緯
Rさんがバイクを運転中、丁字路に差し掛かったところ、急に左側の交差道路から右折で飛び出してきた乗用車と衝突し、Rさんは大腿骨開放骨折、外傷性くも膜下出血、右手薬指先の損傷(欠損)等の大怪我を負ってしまいました。
ご相談内容
Rさんは、事故当初は生死の境をさまよう大怪我であったものの、熱心にリハビリや治療に励んだ結果、めざましい回復を遂げました。しかし、事故で欠損した指先についてはどうしようもなく、また、治りきっていない症状もあったことから、事故から1年が経とうとしているタイミングで、今後の後遺障害認定申請と示談交渉について弁護士に相談しようと考え、ベリーベスト法律事務所に来所されました。
ベリーベストの対応とその結果
依頼者の方がまだ治療中である場合には、「後遺障害認定申請に向けて適切に治療をうけてもらうこと」が何より大事になってきます。医師と患者の足並みが完全に揃っていることの方が珍しいといえるため、コミュニケーション不足などで適切な認定が受けられなくなってしまうことがないように、医師とどのように接したら良いかアドバイスを行います。
また、Rさんは身体の複数の部分に怪我をしていたため、どの部分に後遺障害が残存しているかを確認するために、全ての病院からカルテを取り寄せて確認をしました。これは、相手方保険会社任せの事前認定ではまずありえない対応です。
とはいえ、Rさんは、驚異的な快復力で、事故から2年弱が経った後には、右手薬指の欠損を除いて後遺障害は残らず、14級6号という認定がおりました。そこで、これを前提に、裁判所基準額で相手方保険会社に請求したところ、あまりにも低い額の対案が出され、交渉を重ねても一向に適切な額に近づく気配がありませんでした。 そこで、紛争処理センターを活用することとしました。紛争処理センターとは、裁判所の関与しない仲裁機関であり、交通事故処理を専門とする弁護士(嘱託弁護士)の仲裁の下で示談を進めることができるため、当事者同士で埒が明かない場合であっても、嘱託弁護士が相手方保険会社を説得する形で、よりこちらに有利な内容で決着することが見込めます。
Rさんの件も、嘱託弁護士の指示によって追加の書面を差し入れるなどして、無事、当初の示談案の3.3倍もの適切な賠償額を勝ち取ることができました。
また、Rさんは身体の複数の部分に怪我をしていたため、どの部分に後遺障害が残存しているかを確認するために、全ての病院からカルテを取り寄せて確認をしました。これは、相手方保険会社任せの事前認定ではまずありえない対応です。
とはいえ、Rさんは、驚異的な快復力で、事故から2年弱が経った後には、右手薬指の欠損を除いて後遺障害は残らず、14級6号という認定がおりました。そこで、これを前提に、裁判所基準額で相手方保険会社に請求したところ、あまりにも低い額の対案が出され、交渉を重ねても一向に適切な額に近づく気配がありませんでした。 そこで、紛争処理センターを活用することとしました。紛争処理センターとは、裁判所の関与しない仲裁機関であり、交通事故処理を専門とする弁護士(嘱託弁護士)の仲裁の下で示談を進めることができるため、当事者同士で埒が明かない場合であっても、嘱託弁護士が相手方保険会社を説得する形で、よりこちらに有利な内容で決着することが見込めます。
Rさんの件も、嘱託弁護士の指示によって追加の書面を差し入れるなどして、無事、当初の示談案の3.3倍もの適切な賠償額を勝ち取ることができました。
全国の各オフィスから寄せられた解決事例をご紹介しております。(※ベリーベスト法律事務所全体の解決事例となっています)