保険会社の一方的な示談提示65万円が後遺障害認定、270万円に増額した事例
- CASE8
- 2016年12月27日更新
- 男性
- 示談交渉
- むちうち
- ■後遺障害等級14級9号
- ■傷病名外傷性頸部症候群受傷
- 保険会社提示額約65万円
- 最終示談金額約270万円
ご相談に至った経緯
信号待ち停止中の追突(双方自動車)。
ご相談内容
事故後6ヶ月強通院され、治療費打ち切り後10日ほどで相談。相談時、すでに約65万円の示談提示が保険会社からあった。今後どのように進めていいのか、悩んでおられた。
ベリーベストの対応とその結果
解決までの道のり
現時点で提示されている約65万円は、傷害部分のみについてのもので、後遺障害部分を含んでいない。まずは後遺障害部分の支払いを求めることができるように、被害者請求を行い後遺障害等級を取得する。また、約65万円の提示がある傷害部分についても、通院期間などに照らすと、裁判所・弁護士基準からすると少額。交渉により増額の余地がある。以上まとめると、まず被害者請求により後遺障害等級を取得し、その等級を前提に障害部分・後遺障害部分双方含めて示談交渉を進めていくべきとアドバイス。申請経緯、認定理由等
相談時に伺った傷病名および通院履歴から、14級9号を獲得できる見込みは高いと感じた。その後、当職から医師にお願いしたいくつかの検査の結果及びMRI画像を参考にし、後遺障害診断書に記載すべき事項について検討。その上で、医師に後遺障害診断書を記載して頂き、被害者請求。MRI画像上明らかな異常所見はなかったものの、受傷態様、治療状況、症状推移から、将来においても回復が困難と見込まれる障害と捉えられることから、局部に神経症状を残すものとして、14級9号認定。示談交渉のポイント
特に争いなし。保険会社が大手損保だったこともあり、こちらの請求金額をすんなりのんでいただけることになった。約270万円で示談。解決のポイント
後遺障害等級を獲得できたことがすべて。全国の各オフィスから寄せられた解決事例をご紹介しております。(※ベリーベスト法律事務所全体の解決事例となっています)