めまい等の症状で12級13号が認定され、示談金合計が1100万円を超えた事例
- CASE906
- 2017年09月21日更新
- 40代
- 女性
- 主婦
- 後遺障害
- ■後遺障害等級併合12級
- ■傷病名めまい症
- 保険会社提示額627万5899円
- 最終示談金額1107万2498円
ご相談に至った経緯
Iさんは、車を運転して、首都高速入口車線から一般車線に車線変更する際、前方の車に続いて停車させていたところ、後方から中型貨物自動車に追突され、頚椎捻挫及び腰椎捻挫の怪我を負い、頚部痛、腰部痛、めまい・ふらつき等の症状に苦しんでいました。
ご相談内容
Iさんは、事故から半年が経過したころ、相手方の保険会社から「そろそろ後遺障害の手続に進めてほしい」などと言われたことから、後遺障害等級認定手続きや示談交渉に対して不安を感じ、当事務所に相談されました。
ベリーベストの対応とその結果
Iさんには、頚部痛や腰部痛等について訴えており、骨折や脱臼などの自覚症状を裏付ける他覚的所見がありませんでした。また、症状としても一進一退の状態となっていたことから、症状固定に至っていると判断し、後遺障害等級認定手続きに進むこととしました。
Iさんには、頚部痛、腰部痛のほかめまい・ふらつきや難聴の症状もあったため、整形外科の主治医に対する後遺障害診断書作成依頼のほか、耳鼻科の主治医に対しても後遺障害診断書作成を依頼することとしました。
また、その際、耳鼻科の主治医に対し、めまい・ふらつき等の症状を立証するために必要な検査をするよう求めました。
しかし、作成された後遺障害診断書の記載が誤っていたことから、耳鼻科の主治医に対し、訂正の依頼を行い、最終的には必要事項がきちんと記載された後遺障害診断書が作成されました。
その結果、Iさんの頚部痛及び腰部痛等の症状については14級9号の認定がなされ、めまい・ふらつき等の症状については12級13号の認定がなされました。
その後、Iさんに残存した後遺傷害部分を含め、本件事故によってIさんが被った損害を計算の上、相手方の保険会社に対し、損害賠償請求を行いました。
交渉では、特に後遺障害逸失利益における労働能力喪失期間について争いになりましたが、同種の裁判例を示すなど粘り強い交渉を続け、最終的には、合計1100万円を超える示談金獲得することができました。
Iさんには、頚部痛、腰部痛のほかめまい・ふらつきや難聴の症状もあったため、整形外科の主治医に対する後遺障害診断書作成依頼のほか、耳鼻科の主治医に対しても後遺障害診断書作成を依頼することとしました。
また、その際、耳鼻科の主治医に対し、めまい・ふらつき等の症状を立証するために必要な検査をするよう求めました。
しかし、作成された後遺障害診断書の記載が誤っていたことから、耳鼻科の主治医に対し、訂正の依頼を行い、最終的には必要事項がきちんと記載された後遺障害診断書が作成されました。
その結果、Iさんの頚部痛及び腰部痛等の症状については14級9号の認定がなされ、めまい・ふらつき等の症状については12級13号の認定がなされました。
その後、Iさんに残存した後遺傷害部分を含め、本件事故によってIさんが被った損害を計算の上、相手方の保険会社に対し、損害賠償請求を行いました。
交渉では、特に後遺障害逸失利益における労働能力喪失期間について争いになりましたが、同種の裁判例を示すなど粘り強い交渉を続け、最終的には、合計1100万円を超える示談金獲得することができました。
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