後遺障害等級認定請求時から万全を期して併合9級を獲得!

  • CASE908
  • 2017年10月06日更新
男性
  • 20代
  • 男性
  • 会社員
  • 後遺障害
  • ■後遺障害等級併合9級
  • ■傷病名左頬骨骨折、左外転障害、眼部打撲傷
  • 最終示談金額2123万6241円

ご相談に至った経緯

Aさんは、交差点を原付バイクで走行中、右折してきた自動車にぶつけられ、顔面を3ヶ所骨折する重傷を負いました。
骨折に伴って目の神経が切断されてしまい、複視等の症状が残ってしまいました。

ご相談内容

ご相談いただいたときは、まだ治療中でしたが、怪我が重傷であり、今後のことをご不安に感じておられました。
お話を伺うと、骨折の影響で複視となり、また、顔面にも神経症状が残っていたので、それぞれの症状について適切な後遺障害等級認定がなされることが重要と考えられたことから、症状固定前から準備を進めていくことになりました。

ベリーベストの対応とその結果

複視については、病院にて適切な検査等がなされていたことから、この点についての後遺障害等級は問題ないと考えられました。しかし、複視と顔面の神経症状が共に骨折から生じていることから、それぞれが別の部位の骨折に基づく症状であることをしっかりと理解してもらえるように、後遺障害診断書作成時に医師に働きかけ、適切な内容を記載していただくことができました。
その結果、複視と顔面の神経症状の両者が認定され、併合9級を取得することができました。

Aさんは、怪我の影響で仕事を辞めざるを得なかったことから、適切な後遺障害等級が認定され、自賠責保険の支払がなされたことを喜んでおられました。

その後、相手方保険会社との示談交渉では、裁判基準を前提に、Aさんの症状を踏まえて粘り強く交渉しました。その結果、Aさんも納得できる金額で示談することができました。このような結果を得ることができたのは、後遺障害等級申請時に万全を期して併合9級を獲得することができたことが大きいと考えています。

全国の各オフィスから寄せられた解決事例をご紹介しております。(※ベリーベスト法律事務所全体の解決事例となっています)