後遺障害について詳細な検討、主張を行い、高額の賠償金を獲得した事例

  • CASE916
  • 2018年02月16日更新
男性
  • 20代
  • 男性
  • 会社員
  • 示談交渉
  • 後遺障害
  • ■後遺障害等級12級6号
  • ■傷病名右橈骨尺骨遠位部骨折、右足関節内果骨折、末梢神経障害
  • 最終示談金額1083万4016円

ご相談に至った経緯

Oさんはバイクで片側1車線の道路を直進していたところ、路肩に停車していた車が、Oさんの前を直進する2台の車にしか注意を払わずOさんの存在に気付かなかったため、衝突してしまいました。

ご相談内容

Oさんは事故によって右手首と右足首を骨折してしまいました。ご相談を受けた時には治療は終了しており、足首は完治していたものの、手首は事故以前のようには曲がらなくなってしまい、後遺障害が残る見込みとなっていました。
Oさんは20代前半と非常に若い年齢であり、力仕事をしていたため、将来に多大な影響が生じる可能性があり、後遺障害の申請と示談交渉についてご相談を受けました。

ベリーベストの対応とその結果

まず、後遺障害の申請から入りました。ご相談を受けた時にはすでに後遺障害診断書が作成されており、右手首の可動域が左手首の4分の3以下に制限されていたため、12級6号の等級が認定される見込みがあると判断し、準備に取り掛かりました。Oさんご自身の状況を詳細に記載した陳述書を作成し、申請をしたところ、無事12級6号の認定がされました。

続いて示談交渉に移りました。Oさんは若かったため、逸失利益(後遺障害が残存したことにより将来得られなくなる利益)の金額が大きな争点となりました。基礎収入をどのように考えるか、逸失期間(後遺障害の影響が残存する期間)をどのように考えるかについて保険会社と交渉を重ねましたが、結局折り合いはつきませんでした。

やむを得ず、紛争処理センターにあっせんの申立てをしました。紛争処理センターにおいても同様の点が問題となりましたが、改めて、後遺障害の仕事に対する影響についての詳細な陳述書を作成し、結果として、1000万円を超える賠償金を得ることができました。Oさんにも大変満足していただけました。

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