専門家のサポートで本人が思ってもみない後遺障害等級が認定されることも!

  • CASE940
  • 2019年01月18日更新
男性
  • 10代
  • 男性
  • 学生
  • 示談交渉
  • 後遺障害
  • ■後遺障害等級12級14号
  • ■傷病名顔面部瘢痕
  • 最終示談金額439万円

ご相談に至った経緯

事故当時6歳のK君が自転車で車道を横断しようとしたところ、前方不注意の自動車と衝突し、K君は右足首骨折と前額部挫創のケガを負ってしまいました。

ご相談内容

小さいお子さんがケガをされたことで、相談者であるお母様は非常に大きな精神的ショックを受けました。
しかし、相手方保険会社担当者はその点についてのケアをせずにぞんざいな対応を取ったため、それを不満に思ったお母様は、ベリーベスト法律事務所に相談されました。

ベリーベストの対応とその結果

事故直後から介入し、治療の経過を待って後遺障害の認定申請の準備に入りましたが、幸いにも右足首の骨折については後遺障害は残りませんでした。また、K君は、家庭の事情で事故当時の住所からかなり離れたところに引越したため、足首を手術した病院や、おでこのケガについて縫合手術をした形成外科医院に通うことも困難な状況にありました。

そうなると、専門家ではない弁護士が処理に当たっていたり、そもそも弁護士がついていない場合には「後遺障害は残らなかった」として示談交渉を行い、事件を終了させてしまっていたかもしれません。

しかし、ベリーベスト法律事務所では、後遺障害認定申請の要否の検討にあたりK君のご家族と綿密に打合せを行い、「おでこのケガは、前髪で隠れるレベルではあるものの前髪を上げれば目立つ程度の傷痕である」ということを確認し、いわゆる「外貌醜状」について認定申請を行うこととしました。
そして、現住所の付近の医師に後遺障害診断書の作成を依頼し(これもなかなか大変な調整が必要でした)、無事に「外貌に醜状を残すもの」として12級14号の認定を受けることができました。また、それを踏まえて、裁判所基準額による適切な示談金を獲得することができました。

一生に一度あるかないかの事故に遭われた方の中には、事故から数年が経過し傷もある程度癒えてくると、「大変な思いをしてまで後遺障害認定申請をするのは億劫だ」と感じられる方も多くいらっしゃいます。特に、外貌醜状のような痛みの残らない等級については見過ごされて終わってしまうことも十分に考えられます。
しかし、本件については、12級14号が認定されたことで損害額が300万円以上アップしています。このように、適切な後遺障害認定申請をせずに保険会社に言われるがままに示談をしてしまうと大きな損をすることもありえますので、示談をしてしまう前にベリーベスト法律事務所にご相談ください。

全国の各オフィスから寄せられた解決事例をご紹介しております。(※ベリーベスト法律事務所全体の解決事例となっています)