強制わいせつの疑いで取調べを受けたが、相手方の同意の存在等を粘り強く主張した結果、不起訴処分に。
- cases215
- 2017年09月26日更新
- 男性
- 性・風俗事件
- ■犯罪行為 強制わいせつ
- ■罪名 強制わいせつ
- ■解決結果 不起訴処分
事件発生の経緯
依頼者は、数年前の被疑事実について、突然警察より呼び出され、取調べを受けました。
ご相談~解決の流れ
依頼者から当事務所に、強制わいせつの疑いで取調べを受けたがどうしらよいかと相談がありました。依頼者の話をじっくりと伺うと、被疑事実について、相手方の同意がある等の事情がありました。
しかし、既に依頼者の意と異なる供述調書が作成されていました。弁護士は依頼者に対し、自分の認識に基づいて、正確に取調べに応答し、誤っている箇所は捜査機関に即座に訂正を求めるべきとアドバイスしました。以後の取調べには、依頼者が誤った供述をしないよう、弁護士が警察署まで同行しました。
依頼者と弁護士は、強制わいせつ罪の構成要件に該当しないことを訴え続けたところ、無事に不起訴処分となりました。
解決のポイント
閉鎖的な取調室の中で取調べを受ける等すると、真実とは異なる、自分の意にそぐわない供述を行ってしまう事態が現実に発生します。
どんな状況におかれても、真実を述べ、正しい認識に基づいて供述することが何よりも大切ですが、追い詰められた状況の中、被疑者1人では困難を伴います。
本件における解決のポイントは、弁護士が、依頼者の取調べに毎回同行したり、適宜依頼者と相談を重ねる等し、依頼者が真実を語ることができる状況を適切に作出できたこと、弁護士の協力のもと、依頼者自身も、粘り強く真実を語り続けることができたことです。
どんな状況におかれても、真実を述べ、正しい認識に基づいて供述することが何よりも大切ですが、追い詰められた状況の中、被疑者1人では困難を伴います。
本件における解決のポイントは、弁護士が、依頼者の取調べに毎回同行したり、適宜依頼者と相談を重ねる等し、依頼者が真実を語ることができる状況を適切に作出できたこと、弁護士の協力のもと、依頼者自身も、粘り強く真実を語り続けることができたことです。
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