町で見かけた女性の写真を多数枚撮影。すぐに謝罪と示談交渉を行い、不起訴処分となりました。
- cases598
- 2020年07月08日更新
- 男性
- 性・風俗事件
- ■犯罪行為 軽犯罪法違反
- ■罪名 つきまとい
- ■解決結果 不起訴
事件発生の経緯
Kさんは、趣味の写真撮影をしていたところ、たまたま見かけた2人組の女性に目がとまり、後ろからついて行きながら多数の写真を撮ってしまいました。その後、Kさんの行動に気が付いた女性たちは近くの交番で警察官に相談し、Kさんは警察署で軽犯罪法違反の取調べを受けました。
ご相談~解決の流れ
Kさんは、自分がしてしまったことをすべて認め、なんとか被害者に謝罪をしたいという気持ちで当事務所に来所されました。また、誠意を伝えるために賠償金を支払うことと、できることならば不起訴処分となることを望んでいました。担当弁護士は、Kさん本人が被害者と連絡を取ることは難しいことを説明した上で、Kさんの気持ちを弁護士が代わりに伝え、謝罪の気持ちを文章にすることを提案しました。その後、検察官経由で弁護士だけが被害者の連絡先を伺い、Kさんの代わりに謝罪文を渡して示談交渉をしました。連絡をした当初は被害者が示談に乗り気ではありませんでしたが、Kさんの謝罪文を読み、担当弁護士からKさんの気持ちを伝えたところ、少しずつお気持ちが変わり、最終的には示談に応じていただくことができました。その後、検察官に示談成立を報告し、無事に不起訴処分となりました。
解決のポイント
Kさんは、自分が犯罪行為をしている時点では被害者にとってどれだけ嫌なことをしているかあまり認識していませんでしたが、その後の警察官からの取調べや担当弁護士との打ち合わせを重ねるうちに、自分のした行為によっていかに被害者が迷惑を被ったかを理解し、真に反省と謝罪の気持ちを抱くようになりました。その気持ちが被害者にも通じ、最後には被害者から誠実に対応したKさんに対してお礼のお言葉を頂きました。
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