複数の事業者に同時に交渉を行い高額な賠償金を獲得したケース

  • CASE661
  • 2020年11月06日更新
建設職
大阪府
男性
20代
後遺障害等級:併合9級
傷病名:右手母指切断
労災支給額:404万9802円
会社からの賠償額:2300万円
総額:2704万9802円

業務内容

集塵機の点検・清掃・調整作業

災害の状況

Aさんは大型集塵機の点検・清掃・調整作業中に機械の動力部分に指を挟まれ、親指が切断される等の大怪我を負いました。

相談内容

Aさんは、労災事故で負った受傷について、会社に対して損害賠償請求をしたいとのご希望をお持ちでした。

ベリーベストの対応とその結果

本件労災事故はご依頼の約3年前の事故であったため、まずは労働基準監督署・労働局から資料の収集を行い、客観的な災害状況を確認しました。
そのうえで、本件労災事故に関係する事業者すべて(全部で5社)に対して、共同して損害賠償を行う責任があることを通知しました。
当初、事業者側は請求に対して約1500万円の提案に留まりましたが、労働安全衛生法上の義務違反を指摘して、粘り強く交渉を続けた結果、2300万円の賠償金の獲得に成功しました。

全国の各オフィスから寄せられた解決事例をご紹介しております。(※ベリーベスト法律事務所全体の解決事例となっています)