請求が困難な中、交渉で100万円以上の解決金を獲得
- CASE673
- 2021年02月03日更新
業務内容
Mさんはトラックドライバーの仕事に従事していました。
災害の状況
Mさんは積荷作業中に、引いていた荷物の下敷きになってしまいました。まだ入社間もなかったにも関わらず、まともに指導を受けずに業務に従事していた中で事故が発生してしまいました。
事故により、Mさんは左膝の靭帯を損傷するなどの傷害を負いました。
相談内容
Mさんは後遺障害等級12級を取得していましたので、そのことを前提に会社に対して慰謝料等を請求したいとのご相談がありました。
ベリーベストの対応とその結果
会社に過失(安全配慮義務違反)が認められるかが微妙と考えられ、また、会社に過失があるとしてもMさんにも相応の過失があると言わざるを得ない状況ではあったものの、その点のリスクをご説明し、できる限りの交渉をしましょうとお伝えしご依頼いただきました。
通常労基署から取り寄せる資料の大部分をMさんがご自身で取得していたため、スムーズに損害の計算を行うことができ、交渉に移りました。
相手方は会社の過失については強く主張してこなかったものの、過失割合の点がやはり争いになりました。粘り強く交渉した結果過失割合を5:5とすることとし、相手方から約230万円の慰謝料を獲得しました(もっとも、事前に120万円が支払われていたため、残りの110万円が新たに支払われました)。
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