交渉にて相手方会社から300万円を獲得
- CASE682
- 2021年05月26日更新
業務内容
工場のベルトコンベアから流れてくるオオムギ若葉の選別作業
災害の状況
オオムギ若葉が地面に落下し、コケ状となって滑りやすくなっていたところ、Aさんは派遣社員であったところ、派遣先相手方会社での業務時間中、当該オオムギ若葉を踏みつけ、足元を取られたために転倒。
相談内容
Aさんは、左第5趾基節骨折に基づく痛みにより、立った状態での作業が困難となり、日常的に掃除、洗濯及び料理等の家事をすることができなくなっておりました。相手方会社は責任を認めていたものの、適正額を支払ってくれるのか不安とのことで、弊所にご依頼いただきました。
ベリーベストの対応とその結果
左第5趾基節骨折により、後遺障害等級第14級9号が認められました。Aさんは兼業主夫であっため、賃金センサスを用いて休業損害及び逸失利益を相手方会社へ主張しました。
もっとも、相手方会社は、当職の主張額と大きく異なるものでした。
Aさんは、長期化する可能性の高い訴訟は望まず、あくまで交渉で終わらせることを希望されておりました。そのため、電話及び対面での面談を数度行い、本件障害の家事に対する影響、家族への影響等を丁寧に聴取し、相手方代理人へ詳細な主張文を提出しました。
最終的には、相手方会社も責任は認めつつ、派遣元会社も巻き込んで金300万円の賠償金を取得することに成功いたしました。
Aさんの満足のいく金額で和解することができました。
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