長時間労働の結果、うつ病になって退職…弁護士の交渉により、約400万円の残業代を得た
- cases793
- 2023年05月09日更新
- 50代
- 女性
- 看護師(事業所の管理者)
- 残業代請求
- 看護師
- 長時間労働
- ■職業(雇用形態) 正社員
- ■解決結果 交渉により、約400万円の残業代を得て解決
ご相談に至った経緯
Aさんは、看護師として、訪問看護の仕事をしていました。
Aさんは、他の同僚よりも多くの場所を訪問するように会社から指示されていたため、労働時間が他の同僚よりも長くなっていました。
Aさんは、長時間労働が継続したことによって、うつの症状を患ってしまいました。
このため、Aさんは会社を辞めることにしましたが、これだけ長時間労働をしているのに、それに見合った賃金が適正に支払われていないのではないかと考え、法律相談に行きました。
ご相談内容
Aさんは、弁護士に対し、どのように訪問看護をしていたのかの1日のスケジュール、長時間労働でうつ病になってしまったこと、訪問看護の証拠として何を保有しているのか、会社が保有していると思われる資料などを伝えました。
弁護士からは、Aさんが保有している資料だけでも未払残業代を計算して、会社と交渉を開始することができること、証拠は裁判になったときに必要になるもので、交渉では特になくても構わないことを教えてもらいました。
また、着手金が0円で、わずかな事務手数料のみで交渉をすぐにスタートしてくれるとのことだったので、Aさんは弁護士に残業代請求を依頼することにしました。
ベリーベストの対応とその結果
弁護士は、Aさんが保有していた資料をもとにして未払残業代を計算し、会社に対して、Aさんの未払残業代を請求する書面を送ったところ、会社にも代理人が就きました。
相手方代理人は、Aさんに未払残業代は発生していないこと、Aさんの主張が勤務実態を反映したものではないと主張し、Aさんの請求を争う姿勢をみせてきました。
その後、弁護士から、Aさんの主張する勤務実態は正しいこと、会社の主張する勤務実態でもAさんに残業代が発生していること等、粘り強く交渉を重ねた結果、相手方代理人も譲歩する姿勢を示したため、双方納得のいく金額で落ち着くことができました。
相手方代理人は、Aさんに未払残業代は発生していないこと、Aさんの主張が勤務実態を反映したものではないと主張し、Aさんの請求を争う姿勢をみせてきました。
その後、弁護士から、Aさんの主張する勤務実態は正しいこと、会社の主張する勤務実態でもAさんに残業代が発生していること等、粘り強く交渉を重ねた結果、相手方代理人も譲歩する姿勢を示したため、双方納得のいく金額で落ち着くことができました。
全国の各オフィスから寄せられた解決事例をご紹介しております。(※ベリーベスト法律事務所全体の解決事例となっています)