就業規則がない会社での残業代請求!交渉で約450万円の解決金を得た
- cases859
- 2024年03月06日更新
- 40代
- 男性
- 営業職
- 残業代請求
- 交渉
- ■職業(雇用形態) 正社員
- ■解決結果 交渉で約450万円を得て解決
ご相談に至った経緯
Aさんの会社では、労働時間が長時間であるにも関わらず、全く残業代が払われていませんでした。
そこで、Aさんは、会社を退職した後、今までの未払いの残業代を請求できないか、弁護士に相談することにしました。
ご相談内容
ご相談の際には、どのようにして労働時間を特定するかが、一番の問題でした。
それというのも、会社は、従業員の労働時間を全く管理していなかったのです。
就業規則もなく始業時間、就業時間の定めもありませんでした。
タイムカードはありましたが、勤務開始から数時間経ってから打刻していたようで、正確な時間を反映したものではありませんでした。
更に、Aさんの勤務時間が変則的だったことから、労働時間の特定は困難であると思われました。
ただ、お話をお伺いしていると、業務報告の送信時間などの記録があるとのことだったので、それらの資料から、可能な限り労働時間を特定することとしました。
ベリーベストの対応とその結果
まずは、Aさんから聞き取りを行い、参考となりそうな資料を全て提出してもらいました。
その結果、業務報告の送信履歴、取引先の訪問時間、勤務内容などから、勤務時間を特定することができました。
そうしたところ、Aさんには、高額な残業代が発生していることがわかりました。
弁護士から、会社に対し、未払いの残業代を請求したところ、会社からは、残業代を支払う意思はないとの回答がされました。
しかしながら、弁護士がAさんの提示した資料を示しつつ、丁寧に交渉を続けていたところ、会社が残業代を支払うと言いました。ただ、Aさんの主張する金額をそのまま払うと倒産してしまうので、減額してほしいとのことでした。
そこで、Aさんの意向を踏まえたうえで協議を重ねた結果、会社から約450万円を支払ってもらうことで合意ができました。
その結果、業務報告の送信履歴、取引先の訪問時間、勤務内容などから、勤務時間を特定することができました。
そうしたところ、Aさんには、高額な残業代が発生していることがわかりました。
弁護士から、会社に対し、未払いの残業代を請求したところ、会社からは、残業代を支払う意思はないとの回答がされました。
しかしながら、弁護士がAさんの提示した資料を示しつつ、丁寧に交渉を続けていたところ、会社が残業代を支払うと言いました。ただ、Aさんの主張する金額をそのまま払うと倒産してしまうので、減額してほしいとのことでした。
そこで、Aさんの意向を踏まえたうえで協議を重ねた結果、会社から約450万円を支払ってもらうことで合意ができました。
全国の各オフィスから寄せられた解決事例をご紹介しております。(※ベリーベスト法律事務所全体の解決事例となっています)